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Haman Karn and Marsist Revolution: Dark Energy Beyond the Time

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Episode 10: レベッカ・マゼランと汎火星主義 "Rebecca Magellan and Pan-Marsism"

  • ハマーン様がリーダーとなってから間もなく、サンズは急激にその勢力を伸ばし始めました。いろんな勢力が入り込んできたために、内部の対立も目立つようになってきました。ハマーン様がいなければすでに分裂していたかもしれません。


  • サンズ内の新興勢力の中には、地球文明からの漸進的進化のため、官僚制や間接民主主義などを当面容認しようとするグループがあり、当然ですが政界の協力者はこの路線を強く主張しています。


  • 他方で、レベッカ・マゼラン (Rebecca Magellan) のように汎火星主義 (Pan-Marsism) を掲げるグループも台頭してきました。このグループは主に火星圏のスペースコロニーで勢力を伸ばしています。


  • 10b
  • 一年戦争前、ジオン公国ギレン・ザビ総帥 (Gihren Zabi) の妾であった一人の少女がいます。名はシーマ・ガラハウ (Cima Garahau) 、後の83年戦争でジオン残党の一編隊を率いてエギーユ・デラーズ (Aiguille Delaz) を「裏切り」殺害した悪名高い人物です。極貧のストリートチルドレンであったシーマは72年、そのコロニーを訪れていた同い年のガルマ・ザビ(Garma Zabi、当時13歳)と偶然出逢い、幼い恋を芽生えさせます。しかしガルマは数年後地球へ向かい、所属も地位も帰る場所もない彼女はギレンに抱かれることで生き延びるしかありませんでした。16歳のシーマがギレンの子を胎まされていた事実を知る者は少ないですが、実はその子がレベッカ(元々の名前は不明)です。ギレンにとってシーマは性的はけ口に過ぎず、数年後に望まれてこの世に生まれるグレミー・トトと違い、極貧階級の血で「汚された」その子をザビ家に認知する気は毛頭ありませんでした。邪魔者扱いされてすぐに火星圏に送られたため、レベッカにシーマの記憶はありません。ギレンなき後ジオン残存勢力の一リーダーとして頭角したシーマにとって、旧ギレン派デラーズ殺害はまさにギレンへの計画的復讐だったのです。ちなみにレベッカ本人は故ギレンのことを「超キモ鬼畜 (ultra-satanic creepy-pig)」と蔑み、自分がザビ家の正統な後継者にならず捨てられたことを「超ラッキー」だと言っています。


  • 10a
  • レベッカは全体的に妖しい雰囲気を醸し出しています。髪の色は紫がかったシルバーですし、かなりやばい目つきをしてます。レベッカは誰にもさしずされず自らの理念に基づいて行動するスタンドアローンなニュータイプ(stand-alone new-type) で、ハマーン様を除けばサンズ所属では最も優秀なパイロットです。ハマーン様にも随分かわいがられています。独立志向のレベッカがなぜハマーン様に与しているのかはよく分かりませんが、私が思うに、彼女はハマーン様に惚れているのではないでしょうか。アグレッシブな性格の彼女がハマーン様と話す時だけ、目がとろとろになっているからです。


  • 汎火星主義は通常の火星主義と違い、火星圏だけでなく地球圏に対しても進歩的な火星主義をフィードバックすることで地球圏文明の根を完全駆除する、という極めて攻勢的な思想です。これは地球的な思想である社会ダーウィニズム (social Darwinism) の一種ではないかとの批判もあるのですが。


  • ただレベッカたちは確かに過激ではありますが、かつてのジオン公国やネオジオン右派とは決定的に方法論が異なります。汎火星主義はあくまで火星主義、つまりミリタリズムや権力関係の否定を前提にした思想で、進歩的エロスによる公共圏の組み換えを志向する点でネオアナキズムに与する潮流です。大量破壊・報復主義というよりも過激なレジスタンスと言うべきでしょう。


  • 殺戮を目的とする行為は行わないがシステムの破壊を火星圏でも地球圏でも攻勢的におこない、警察や軍隊がシステム防衛のため攻撃して来た場合にはシステム破壊行為を防衛する力の行使は容認する、それをレベッカたちは非暴力破壊活動 (non-violent subversive activities) と呼んでいるわけです。


  • もちろん大多数のサンズのメンバーはここまで過激ではありませんが、進歩的な人類による火星圏革命という共通目標を信じてハマーン様のもとに結束しています。


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    1. 2006/04/11(火) 02:29:39 |
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