Haman Karn Blog

Haman Karn and Marsist Revolution: Dark Energy Beyond the Time

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Episode 21: ぶどう革命:ハマーン・ヴァレー・プロジェクト "Grape Revolution: Haman Valley Winery Project"

21a
  • ハマーン様はああ見えて実はかなりの酒豪だったりします。シチュエーションを問わず突然赤ワインを飲み始めたりします。でも火星圏の気候は地球産のぶどう栽培には向いていません。そもそも生産量が限られていますし、まして年代物なんてありませんから、ハマーン様はいつも不満そうだったんです。


  • そこでサンズの関連団体が、ハマーン・ヴァレー計画 (Haman Valley Winery Project) という大規模なワイン生産プロジェクトを開始しました。ハマーンヴァレーはイシディア・コミューン(火星唯一の非同盟中立都市)から東へ約150km行ったところにある巨大なぶどう農園地帯です。ハマーンヴァレーの生産者たちは、スペースコロニーで開発された種を品種改良して、火星の気候・大地に適した日光に依存しないぶどうの研究開発を行ってきました。ハマーン様自身も時折休暇を兼ねて、ハマーンヴァレーを訪れてはテイスティングや技術協力をしてきました。


  • 技術的には、ハマーン様のダークエナジーをワイン生産にどう応用するか、というのが最大の課題でした。ダークエナジーは太陽エネルギー、重力エネルギー、そして物質的・人的資源が乏しい宇宙の環境下で事実上無制限の生産 (unlimited production) を可能にします。つまりダークエナジーによって人類は物質・スペース・光の希少性という惑星的制約を乗り越えることができるのです (dark energy made it possible for human being to overcome terrestrial limitations like material, spacious and sunlight scarcity) 。この新しい生産体系は、人が人を搾取・支配しない新たな世界の物質的基礎になると考えられています。


  • それはともあれ、92年の年末ついに火星圏初のオリジナルブランド、ハマーンワイン (Haman Wine) が誕生しました。火星の大地とハマーン様が溶け合ったような妖艶な明るい赤紫色、恍惚とさせる麗しい香り、そして口に含むととろけるような、それでいてどんなワインよりも深く強い味わいが特徴で、まさにハマーン様そのものと言っていいワインです。


  • 21b
  • ハマーン様はご自身の名前がブランド名になったこと(生産者投票による決定)についてかなり動揺していましたが、クオリティについてはとても満足している様子です。生産開始を祝う第一回ハマーンヴァレー祭りに珍しくドレスアップして参加したハマーン様は、ワインを飲み踊り抱き合う人々を見つめ、「ただの葡萄が・・・そういうことか」とつぶやいていました。私の目の錯覚かもしれませんが、少し涙ぐんでいるようにも見えました。


  • 現在は戦争の影響で労働力の確保が難しくなっていますが、幸い戦禍は避けられてきました。すでに大規模な栽培が開始されていて、非営利ワイナリーがいくつも建造されています。


  • ハマーンヴァレーのぶどう栽培方法は地球とは全く異なります。生産の最小単位1ロールは直径70m・高さ500mの円柱で、その内面に品種改良されたぶどうが植えられ、ロールの円の中心にはダークエナジーを光と素粒子に転換・放出するジェネレーターが地上から天井まで伸びています。100のロールが密集して正方形状に建てられていて、これが1ユニットと呼ばれています。ユニット毎に温度・湿度・ダークエナジー転換方式を変えることで様々な種類のぶどうを作っています。現在までに約300ユニット建設が終わっていますが、将来的には1500ユニットを目指しています。


  • 1500ユニットが完成すれば、使用する地表面積121,500 ha(東京都面積の56%、フランスのワイン用ぶどう栽培総面積の13.4%、全地球同1.5%)、栽培面積では706,500 ha(フランス同77.6%、全地球同8.8%)で、ワイン生産量は334日(火星の半年)あたり29,700,000 kl(フランス年間総生産量の4.9倍、全地球年間総生産量の1.1倍)に達する見込みです。単位栽培面積あたりワイン生産性フランスの6.4倍、地球圏で最も高生産性を誇るドイツの3.8倍です。この驚異的な生産能力がダークエナジーの恵みです。ちなみに火星の一日は24時間37分でほぼ地球と同じ、火星の重力は地球の38%で地球圏のスペースコロニーよりは低Gです(歩幅4m程になります)。火星圏総人口は現在、地球圏の0.1%にも達していません。


  • ハマーンワインは、わずかな労働要件(一火星年間で最低6時間をハマーンワイン生産・普及・研究事業のために働くこと)を満たしてさえいれば、誰にでも無料で現物支給されます。このプロジェクトでは管理から現場作業まですべての労働が等価値と見なされ、単純に何時間働いたかが登録されます。一部の人が利益を得たり勝手に経営方針を変更することは憲章で禁じられています。シンプルで透明性があり誰にでも公正なシステムです。ハマーンワインは一般の貨幣で買うことはできませんし、長期間ストックすることもできない仕様になっているので、市場には出回りません。火星圏ではコミューンムーブメントなどのおかげで成立した格差是正法制により週18時間労働(1日6時間・週3日労働・週休4日制)が社会的スタンダードになりつつあり、多くの人々が余暇の一部をハマーンヴァレープロジェクトのような非営利平等の経済活動に使うようになってきています。余暇のうちわずか1日労働分を毎年ハマーンワイン事業に割くだけで、この最高級ワインを好きなだけタダで楽しむことができるのです。地球的な営利企業アナハイムグループのコカコーレ社 (Coka Cole Corp.) が販売している高価な(マイクロマシン入りの)水が、一握りの投資家や経営者に暴利を与えながら多くの人々を搾取し無意味に苦しめているのとは対照的です。このプロジェクトはまさにハマーナイゼーションを具体化したものなのです。


  • ダークエナジーを宿したこのハマーンワインは、生命の再生力・浄化力を高めて老化を防止し、かつ人間の脳の発達を促進する効果があるため、薬品・調味料・風呂・美容・肥料・環境など様々な分野で活躍が期待されています。また精神力と性的興奮を高める嗜好品かつ医療用鎮痛剤としてこれまで最も健康に害が少ないとされてきた大麻(marijuana)に比べて、このダークエナジーワインはより良好な結果をもたらすことが多くの科学的研究および臨床報告で明らかになっています。退行した現在の地球圏では一部の人々の欲と権力を満たすための営利事業に多くの人々のエナジーを動員する必要から、健康的な嗜好品まで邪悪なモノとして取り締まっています。多くの地球人が愚劣な連中に踊らされることを道徳倫理だと勘違いしています。なんと惨めな文明なのでしょう。太古の昔、人類がまだ腐った欲と権力に犯されていなかった頃、人は自然と結合し普通にトリップしながら生きていました。人類はいま再び時代の転換点にさしかかっています。ハマーンワインを飲んでハマーン様と心身ともに結合し宇宙の広がりを感じてみてください


  • ハマーン様のようにワインを愛する人々が安心して幸せに暮らせる日は近いのです。そしていつの日かこのハマーンワインが、地球圏の人々の荒廃した心を癒すとともに、宇宙の無限のフロンティアに拡散・普及していくことになるでしょう。さあ私たちといっしょに気持ちよく生きましょう!


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    1. 2006/04/11(火) 15:47:12 |
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