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Haman Karn and Marsist Revolution: Dark Energy Beyond the Time

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Episode 25: ガンダムとは何か?ニナ・パープルトンのアナハイム・エレクトロニクス "What is Gundam? Nina Purpleton and the Anaheim Electronics, Inc."

25a
  • シャアは厄介な存在ですが、私たちの真の敵はアナハイム帝国、つまりアナハイム社とその体制を火星圏に押しつけてくる地球連邦・火星連邦やエウーゴです。


  • ニナ・パープルトン (Nina Purpleton)、今や知らぬ者はいないアナハイムのリベラル派CEOですが、もともとは彼女は開発技術部のエンジニアでした。エンジニア時代のニナは軍隊と癒着した兵器開発を担い、自らの開発した兵器に適した人材を直接選考するというやり方で多くのエース級パイロットと関係をもち、軍部にも一目置かれる地位を築いたとされています。目を付けたパイロット候補生たちを手取り足取り筆卸しして親密な関係を築いていったのです。この軍産複合体 (military-industrial complex) の中での独自の人脈メラニー・ヒュー・カーバイン会長に買われ、ニナは技術部から理事会にヘッドハントされました。


  • ニナの生き方はまさにアナハイムそのものと言っていいでしょう。誰にでも愛されようとするが誰も愛せない、それが男たちの闘争本能をかき立て、そしてそれをバネに彼女は自分でも知らないうちに有利な地位を得ていったように見えます。


  • そもそもアナベル・ガトーに接近してデラーズ・フリートに「星の屑作戦 (Operation Stardust)」を遂行させ、アクシズ先遣隊を地球連邦に認めさせティターンズ結成を促したことで、後の抗争の枠組みをプロデュースしたのはニナだったのです。


  • ニナはその後も何食わぬ顔で連邦・ティターンズ・エウーゴなどへの兵器提供を取り仕切ってきました。また88年当時AE開発技術部長であったニナが、第一次ネオジオン戦争を引き起こしたシャングリラ作戦を知らなかったと考えるのは不自然です。


  • つまりニナ・パープルトンこそがアナハイム帝国の暗躍をプロデュースした天才的人物だと言っていいでしょう。


  • ニナはネオコンではありません。火星主義問題に対するタカ派的回答に他の理事がなびいている時、彼女はラビアン政権に批判的立場をとりました。こうして始まったアナハイムの内部抗争は、タカ派理事会とリベラル派CEOの対立という事態にまで発展しています。


  • ちなみに理事会でただ一人ニナの味方をしてきた人物が、ブアブグレイでハマーン様拷問を指揮していた現在エウーゴ参謀本部長のドラムズフェ・ル・カーバインです。この二人の結婚とニナのCEOへの昇進は、昨年地球圏で最も話題を呼んだニュースでした。しかしドラムズフェがニナにつり合う程の男であるかどうかは疑問です。今でもすべてのシナリオを書いているのはニナでしょう。


  • ニナがなぜラビアン政権に批判的なのか、これについては多くの仮説的見解が出されてきました。ネオコン的やり方では革命派が勝利してしまうのではないかと怖れているとか、自分が女帝になりたいがゆえの嫉妬説などと様々な解釈がありますが、どれも憶測の域を出ません。


  • 25b
  • 私の憶測はこうです。ニナは人類を直接支配してしまうようなことを目指していません。ニナはそれなりにスケールの大きい(そして誤った)思想と情念をもって世界を導こうとしています。人間は奮い立ち何かを得ようとする時に最も美しい存在となり、人類は戦いによってこそ発展することができる(だから人類は自由に争い続けるべき)、戦場を駈ける白き流星はすべての人間が欲する至高の力(ガンダム)を体現し、星と宇宙がその重力的エナジーで満たされた時に人類は最も強く美しき存在に進化する、これがニナの考えるシナリオの骨子ではないかと思います。


  • ハマーン様とニナのエナジーの本質的相違は性行為についての考え方にも反映されています。多くの証言が示すところによれば、ニナは常に複数の男性との同時結合を欲しているように一見みえますが、実際には最初の射精が発生した直後に主体的交わりを止めてしまうという性癖を持っています。これはニナが結合そのものではなく女を奪い合いいきり立つ多数の男体から出る強烈な重力的エネルギーを吸収することでオルガズムに至っていることを示すものです。ニナをあばずれ呼ばわりしたり隠れフェミニストだと言う人もいますが、それはいささか浅薄な解釈です。彼女は俗物的な欲望の消費に狂っているわけでも男性の支配欲を否定しているわけでもなく、すべての男性器が自分を求めて膨張してひしめき合う、その状況に究極美を見いだしているのです。逆にだからこそ男が目的を成就して満たされたり女を独占してしまうことをニナはとことん蔑むのです。一言で言えば究極のサディストでしょう。他方でハマーン様の場合、欲する者すべてとの同時結合を究極まで昇華させることに性の意味が見いだされ、刻を越える能力をもったハマーン様との結合時にはオルガズムが永遠とも思えるような時間続くため、結合したすべての個体が支配欲・独占欲という低次元な重力的エナジーを超越し、存在として固体的対立がアウヘーベンされて新たな結合生命体として覚醒するのです。その結果、結合した者すべてがダークエナジー属性を取得してトリップから帰還することになります。ちなみにSかMかというのは重力エナジー秩序が作り出す区分であり、NTの方ならもうお分かりだと思いますがハマーン様にはどちらの分類も当てはまりません。


  • 世の中には、ニナの人格に甘い期待を寄せ、ハマーン様とニナとの巨頭会談を求める声も一部にあります。確かにハマーン様の理想とニナの理想は表面上似た部分もあります。私たちが闘っていることも、ニナの哲学を証明しているように見えます。しかし最終的な結論は真逆になります。ニナと結合しようとするか、ハマーン様と結合しようとするかによって、人類は全く正反対の方向に進むことになるのです。


  • ニナのプロデュースするガンダムエナジーはあくまで重力的体系の中で戦い続ける人間のマスキュリンな力、つまり特権的でトリクルダウンな物的・精神的エネルギー循環に依存します。人間を退化させる究極の力、それがガンダムです。それに対してハマーン様のキュベレーエナジーは、人類すべてを重力的束縛から解き放つことで、争いを究極的に根絶し、かつ永久の進化を手に入れるための、物的でも精神的でもない真実の力なのです。ハマーン様との結合によって人類全体が得る恍惚は、ニナとの常に欲求不満な疑似結合の比ではありません


  • ララァ・スンはニナのシナリオを打ち砕く潜在的能力をもっていたにもかかわらず、男達の身勝手さによりその身を破綻させ、図らずもそのシナリオに貢献してしまいました。かつてのハマーン様もシナリオの上で戦ってしまっていましたが、宇宙の力を手にし、最終的に火星主義革命に帰着したことで、ハマーン様はニナにとって完全な不確定要素になったと言えます。


  • 火星主義の真理とは対極にあるニナがクリエートしたエナジーと闘わなければ、私たちは彼女の手の内で踊らされる駒の一つになり下がるでしょう。私たちは革命を実現することで初めて、ニナのシナリオを完全に覆すことができるのです。

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    1. 2006/04/11(火) 17:02:31 |
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